令和4年度水道事業会計決算概要

ページ番号1009311  更新日 令和5年11月7日

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令和5年9月に開催された座間市議会第3回定例会において、令和4年度水道事業会計の決算が認定されました。ここでは決算の内容を、経営活動に関する収支である「収益的収支」と水道施設の整備拡充に係る収支である「資本的収支」の二つに分けてお知らせします。

収益的収支の決算

収益の合計は、19億6,363万円。内訳は、営業収益(水道料金など)が全体の83.7パーセントを占め、次いで営業外収益(水道利用加入金など)、特別利益となっています。この収益を前年度と比較すると、3,511万円、1.8パーセントの減少となっています。これは、営業収益(水道料金など)の減少などによるものです。
費用の合計は、18億7,372万円。内訳は、減価償却費が最も多く34.0パーセントを占め、次いで受水費、委託料、人件費、動力費などとなっています。この費用を前年度と比較すると、4,373万円、2.4パーセントの増加となっています。これは、営業費用の動力費などの増加などによるものです。

水道事業の本来の営業活動の結果を表す営業損益は、前年度より損失額が1億2,665万円増加し、1億9,862万円の営業損失となりました。営業外収益および費用を加えた経常損益は、前年度より利益が1億2,986万円減少し、8,631万円の経常利益となりました。最終的な当年度純利益は8,991万円で、前年度より7,884万円、46.7パーセントの減少となりました。

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資本的収支の決算

収入の合計は、4億7,427万円。内訳は、企業債が77.3パーセントを占め、次いで有価証券償還収入となっています。前年度と比較すると、9,897万円、26.4パーセントの増加となっています。これは、有価証券償還収入の皆増などによるものです。
支出の合計は、9億2,301万円。内訳は、建設改良費(水道管の布設など施設整備に要する費用)が84.2パーセントを占め、次いで企業債償還金(借入金の元金償還額)となっています。前年度と比較すると1,063万円、1.2パーセントの増加となっています。これは主に、企業債償還金の増加によるものです。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額4億4,874万円は、損益勘定留保資金などで補塡しました。

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損益計算書および貸借対照表

企業会計の経営成績や財政状態を示す、損益計算書および貸借対照表は下表の通りです。

表1 損益計算書(費用)

営業費用
18億4,129万円

営業外費用

3,100万円

特別損失
143万円
当期純利益
8,991万円
合計
19億6,363万円

表1 損益計算書(収益)

営業収益
16億4,267万円
営業外収益
3億1,593万円

特別利益

503万円
合計
19億6,363万円

表2 貸借対照表(資産の部)

固定資産

167億8,291万円

流動資産
20億5,531万円
合計

188億3,822万円

表2 貸借対照表(負債・資本の部)

固定負債

22億3,581万円
流動負債
3億6,950万円
繰延収益
30億2,670万円
資本金
97億2,180万円
剰余金
34億8,441万円
合計

188億3,822万円

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