平成29年度水道事業会計決算概要

ページ番号1002409  更新日 令和4年12月7日

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平成30年9月に開催された座間市議会第3回定例会において、平成29年度水道事業会計の決算が認定されました。水道事業会計は、水道事業の経営活動に関する収支である「収益的収支」と水道施設の整備拡充に係る収支である「資本的収支」の二つに分かれています。ここでは、決算の内容をそれぞれの収支に分けてお知らせします。

収益的収支の決算

収益の合計は、20億8,906万円。内訳は、営業収益(水道料金など)が全体の83.3パーセントを占め、次いで営業外収益(水道利用加入金など)、特別利益となっています。この収益を前年度と比較すると、813万円、0.4パーセントの減少となっています。これは、営業外収益の水道利用加入金の減少などによるものです。
費用の合計は、18億7,272万円。内訳は、減価償却費が最も多く32.9パーセントを占め、次いで受水費、委託料、人件費、動力費などとなっています。この費用を前年度と比較すると、9,412万円、5.3パーセントの増加となっています。これは、営業費用の委託料、動力費などの増加などによるものです。

水道事業の本来の営業活動の結果を表す営業損益は、前年度より損失額が6,592万円増加し、8,165万円の営業損失となりました。営業外収益および費用を加えた経常損益は、前年度より利益が9,622万円減少し、2億2,536万円の経常利益となりました。最終的な当年度純利益は2億1,634万円で、前年度より1億225万円、32.1パーセントの減となりました。

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資本的収支の決算

収入の合計は、4億124万円。内訳は、有価証券償還収入が87.2パーセントを占め、次いで貸付弁済金などとなっています。前年度と比較すると、526万円、1.3パーセントの増加となっています。これは、有価証券償還収入の増などによるものです。
支出の合計は、8億9,003万円。内訳は、建設改良費(水道管の布設など施設整備に要する費用)が65.3パーセントを占め、次いで投資(有価証券の購入費)、企業債償還金(借入金の元金償還額)となっています。前年度と比較すると3億7,005万円、29.4パーセントの減少となっています。これは主に、建設改良費の減少によるものです。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額4億8,879万円は、損益勘定留保資金などで補塡しました。

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損益計算書及び貸借対照表

企業会計の経営成績や財政状態を示す、損益計算書及び貸借対照表は下表の通りです。

表1 損益計算書(費用)

営業費用
18億2,311万円
営業外費用
3,895万円
特別損失

1,066万円

当期純利益

2億1,634万円

合計
20億8,906万円

表1 損益計算書(収益)

営業収益
17億4,146万円
営業外収益
3億4,596万円
特別利益
164万円
合計
20億8,906万円

表2 貸借対照表(資産の部)

固定資産

166億2,255万円

流動資産
22億9,439万円
合計
189億1,694万円

表2 貸借対照表(負債・資本の部)

固定負債
23億1,893万円
流動負債
3億9,377万円
繰延収益
37億1,093万円
資本金
91億5,136万円
剰余金
33億4,195万円
合計

189億1,694万円

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