平成28年度水道事業会計決算概要

ページ番号1002410  更新日 令和4年12月7日

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平成29年9月に開催された座間市議会第3回定例会において、平成28年度水道事業会計の決算が認定されました。水道事業会計は、水道事業の経営活動に関する収支である「収益的収支」と水道施設の整備拡充に係る収支である「資本的収支」の二つに分かれています。ここでは、決算の内容をそれぞれの収支に分けてお知らせします。

収益的収支の決算

収益の合計は、20億9,719万円。内訳は、営業収益(水道料金など)が全体の82.0パーセントを占め、次いで営業外収益(水道利用加入金など)、特別利益となっています。この収益を前年度と比較すると、1,270万円、0.6パーセントの減少となっています。これは、営業外収益の水道利用加入金の減少などによるものです。
費用の合計は、17億7,860万円。内訳は、減価償却費が最も多く34.5パーセントを占め、次いで受水費、委託料、人件費、動力費などとなっています。この費用を前年度と比較すると、6,565万円、3.6パーセントの減少となっています。これは、営業費用の受水費、動力費などの減少などによるものです。

水道事業の本来の営業活動の結果を表す営業損益は、前年度より損失額が1億3,750万円減少し、1,574万円の営業損失となりました。営業外収益および費用を加えた経常損益は、前年度より利益が4,451万円増加し、3億2,158万円の経常利益となりました。最終的な当年度純利益は3億1,859万円で、前年度より5,294万円、19.9パーセントの増となりました。

グラフ:収益的収支

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資本的収支の決算

収入の合計は、3億9,598万円。内訳は、有価証券償還収入が55.6パーセントを占め、次いで企業債、貸付弁済金などとなっています。前年度と比較すると、1億2,404万円、23.9パーセントの減少となっています。これは、企業債の減少などによるものです。
支出の合計は、12億6,008万円。内訳は、建設改良費(水道管の布設など施設整備に要する費用)が77.4パーセントを占め、次いで投資(有価証券の購入費)、企業債償還金(借入金の元金償還額)となっています。前年度と比較すると2億6,360万円、26.5パーセントの増加となっています。これは主に、建設改良費の増加によるものです。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額8億6,410万円は、損益勘定留保資金などで補塡しました。

グラフ:資本的収支

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損益計算書及び貸借対照表

企業会計の経営成績や財政状態を示す、損益計算書及び貸借対照表は下表の通りです。

表1 損益計算書(費用)

営業費用
17億3,470万円
営業外費用
3,916万円
特別損失

474万円

当期純利益

3億1,859万円

合計
20億9,719万円

表1 損益計算書(収益)

営業収益
17億1,897万円
営業外収益
3億7,647万円
特別利益
175万円
合計
20億9,719万円

表2 貸借対照表(資産の部)

固定資産
164億1,163万円
流動資産
19億6,409万円
合計
183億7,572万円

表2 貸借対照表(負債・資本の部)

固定負債
19億4,647万円
流動負債
2億8,306万円
繰延収益
38億6,923万円
資本金
90億7,175万円

剰余金

32億521万円
合計
183億7,572万円

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