平成30年度水道事業会計決算概要

ページ番号1002408  更新日 令和4年12月7日

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令和元年9月に開催された座間市議会第3回定例会において、平成30年度水道事業会計の決算が認定されました。ここでは決算の内容を、経営活動に関する収支である「収益的収支」と水道施設の整備拡充に係る収支である「資本的収支」の二つに分けてお知らせします。

収益的収支の決算

収益の合計は、21億5,829万円。内訳は、営業収益(水道料金など)が全体の82.0パーセントを占め、次いで営業外収益(水道利用加入金など)、特別利益となっています。この収益を前年度と比較すると、6,923万円、3.3パーセントの増加となっています。これは、営業外収益の水道利用加入金の増加などによるものです。
費用の合計は、19億4,291万円。内訳は、減価償却費が最も多く32.4パーセントを占め、次いで委託料、受水費、人件費、動力費などとなっています。この費用を前年度と比較すると、7,019万円、3.7パーセントの増加となっています。これは、営業費用の委託料などの増加などによるものです。

水道事業の本来の営業活動の結果を表す営業損益は、前年度より損失額が4,025万円増加し、1億2,190万円の営業損失となりました。営業外収益および費用を加えた経常損益は、前年度より利益が10万円増加し、2億2,546万円の経常利益となりました。最終的な当年度純利益は2億1,538万円で、前年度より96万円、0.4パーセントの減となりました。

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資本的収支の決算

収入の合計は、4億2,609万円。内訳は、有価証券償還収入が93.9パーセントを占め、次いで負担金などとなっています。前年度と比較すると、2,485万円、6.2パーセントの増加となっています。これは、有価証券償還収入の増などによるものです。
支出の合計は、12億9,200万円。内訳は、建設改良費(水道管の布設など施設整備に要する費用)が68.1パーセントを占め、次いで投資(有価証券の購入費)、企業債償還金(借入金の元金償還額)となっています。前年度と比較すると4億197万円、45.2パーセントの増加となっています。これは主に、建設改良費の増加によるものです。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額8億6,591万円は、損益勘定留保資金などで補塡しました。

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損益計算書及び貸借対照表

企業会計の経営成績や財政状態を示す、損益計算書及び貸借対照表は下表の通りです。

表1 損益計算書(費用)

営業費用
18億9,190万円
営業外費用
3,860万円
特別損失
1,241万円
当期純利益
2億1,538万円
合計
21億5,829万円

表1 損益計算書(収益)

営業収益
17億7,000万円

営業外収益

3億8,596万円
特別利益
233万円
合計
21億5,829万円

表2 貸借対照表(資産の部)

固定資産
168億1,691万円
流動資産
22億3,681万円
合計
190億5,372万円

表2 貸借対照表(負債・資本の部)

固定負債
21億7,362万円
流動負債
5億8,760万円
繰延収益
35億8,382万円
資本金
92億4,002万円
剰余金
34億6,866万円
合計

190億5,372万円

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