令和元年度水道事業会計決算概要
令和2年8月に開催された座間市議会第3回定例会において、令和元年度水道事業会計の決算が認定されました。ここでは決算の内容を、経営活動に関する収支である「収益的収支」と水道施設の整備拡充に係る収支である「資本的収支」の二つに分けてお知らせします。
収益的収支の決算
収益の合計は、20億336万円。内訳は、営業収益(水道料金など)が全体の83.1パーセントを占め、次いで営業外収益(水道利用加入金など)、特別利益となっています。この収益を前年度と比較すると、1億5,493万円、7.2パーセントの減少となっています。これは、営業収益(水道料金など)の減少などによるものです。
費用の合計は、18億9,239万円。内訳は、減価償却費が最も多く33.6パーセントを占め、次いで受水費、委託料、人件費、動力費などとなっています。この費用を前年度と比較すると、5,052万円、2.6パーセントの減少となっています。これは、営業費用の委託料などの減少などによるものです。
水道事業の本来の営業活動の結果を表す営業損益は、前年度より損失額が6,145万円増加し、1億8,335万円の営業損失となりました。営業外収益および費用を加えた経常損益は、前年度より利益が1億827万円減少し、1億1,720万円の経常利益となりました。最終的な当年度純利益は1億1,097万円で、前年度より1億441万円、48.5パーセントの減となりました。
資本的収支の決算
収入の合計は、3億938万円。内訳は、有価証券償還収入が96.9パーセントを占め、次いで負担金などとなっています。前年度と比較すると、1億1,671万円、27.4パーセントの減少となっています。これは、有価証券償還収入の減少などによるものです。
支出の合計は、9億6,521万円。内訳は、建設改良費(水道管の布設など施設整備に要する費用)が64.6パーセントを占め、次いで投資(有価証券の購入費)、企業債償還金(借入金の元金償還額)となっています。前年度と比較すると3億2,679万円、25.3パーセントの減少となっています。これは主に、建設改良費の減少によるものです。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額6億5,582万円は、損益勘定留保資金などで補塡しました。
損益計算書および貸借対照表
企業会計の経営成績や財政状態を示す、損益計算書および貸借対照表は下表の通りです。
表1 損益計算書(費用)
- 営業費用
- 18億4,905万円
- 営業外費用
- 3,681万円
- 特別損失
- 653万円
- 当期純利益
- 1億1,097万円
- 合計
-
20億336万円
表1 損益計算書(収益)
- 営業収益
- 16億6,570万円
- 営業外収益
- 3億3,736万円
- 特別利益
- 30万円
- 合計
- 20億336万円
表2 貸借対照表(資産の部)
- 固定資産
- 168億7,795万円
- 流動資産
- 18億4,839万円
- 合計
- 187億2,634万円
表2 貸借対照表(負債・資本の部)
- 固定負債
- 20億1,979万円
- 流動負債
- 4億4,557万円
- 繰延収益
- 34億4,133万円
- 資本金
- 93億3,971万円
- 剰余金
- 34億7,994万円
- 合計
- 187億2,634万円
添付ファイル
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe Acrobat Reader」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
経営総務課 経理係
〒252-0021 座間市緑ケ丘一丁目3番1号
電話番号:046-252-7513 ファクス番号:046-257-4155
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。