令和元年度水道事業会計決算概要

ページ番号1002407  更新日 令和4年12月7日

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令和2年8月に開催された座間市議会第3回定例会において、令和元年度水道事業会計の決算が認定されました。ここでは決算の内容を、経営活動に関する収支である「収益的収支」と水道施設の整備拡充に係る収支である「資本的収支」の二つに分けてお知らせします。

収益的収支の決算

収益の合計は、20億336万円。内訳は、営業収益(水道料金など)が全体の83.1パーセントを占め、次いで営業外収益(水道利用加入金など)、特別利益となっています。この収益を前年度と比較すると、1億5,493万円、7.2パーセントの減少となっています。これは、営業収益(水道料金など)の減少などによるものです。
費用の合計は、18億9,239万円。内訳は、減価償却費が最も多く33.6パーセントを占め、次いで受水費、委託料、人件費、動力費などとなっています。この費用を前年度と比較すると、5,052万円、2.6パーセントの減少となっています。これは、営業費用の委託料などの減少などによるものです。

水道事業の本来の営業活動の結果を表す営業損益は、前年度より損失額が6,145万円増加し、1億8,335万円の営業損失となりました。営業外収益および費用を加えた経常損益は、前年度より利益が1億827万円減少し、1億1,720万円の経常利益となりました。最終的な当年度純利益は1億1,097万円で、前年度より1億441万円、48.5パーセントの減となりました。

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資本的収支の決算

収入の合計は、3億938万円。内訳は、有価証券償還収入が96.9パーセントを占め、次いで負担金などとなっています。前年度と比較すると、1億1,671万円、27.4パーセントの減少となっています。これは、有価証券償還収入の減少などによるものです。
支出の合計は、9億6,521万円。内訳は、建設改良費(水道管の布設など施設整備に要する費用)が64.6パーセントを占め、次いで投資(有価証券の購入費)、企業債償還金(借入金の元金償還額)となっています。前年度と比較すると3億2,679万円、25.3パーセントの減少となっています。これは主に、建設改良費の減少によるものです。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額6億5,582万円は、損益勘定留保資金などで補塡しました。

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損益計算書および貸借対照表

企業会計の経営成績や財政状態を示す、損益計算書および貸借対照表は下表の通りです。

表1 損益計算書(費用)

営業費用
18億4,905万円
営業外費用
3,681万円
特別損失
653万円
当期純利益
1億1,097万円
合計

20億336万円

表1 損益計算書(収益)

営業収益
16億6,570万円
営業外収益
3億3,736万円
特別利益
30万円
合計
20億336万円

表2 貸借対照表(資産の部)

固定資産
168億7,795万円
流動資産
18億4,839万円
合計
187億2,634万円

表2 貸借対照表(負債・資本の部)

固定負債
20億1,979万円
流動負債
4億4,557万円
繰延収益
34億4,133万円
資本金
93億3,971万円
剰余金
34億7,994万円
合計
187億2,634万円

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