インフルエンザにご注意ください!

ページ番号1011137  更新日 令和6年12月27日

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インフルエンザの流行警報が発令されました!

神奈川県内では、12月16日から12月22日までのインフルエンザの定点当たり報告数が「48.56」となり、流行警報の基準である「30.0」を超えました。

インフルエンザの感染予防と感染拡大防止のため、手洗い、咳エチケットを徹底していただき、併せてインフルエンザワクチンの接種を検討してください。

インフルエンザとは

インフルエンザ(influenza)は、インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症で、「一般のかぜ症候群」とは分けて考えるべき「重くなりやすい疾患」です。

日本でのインフルエンザの発生は、毎年11月下旬から12月上旬頃に始まり、翌年の1~3月頃に患者数が増加し、4~5月にかけて減少していくことが多いです。

経過・症状

インフルエンザウイルスの感染を受けてから1~3日間ほどの潜伏期間の後に、発熱(通常38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが突然現われ、咳、鼻汁などの上気道炎症状がこれに続き、約1週間の経過で軽快するのが典型的なインフルエンザで、いわゆる「かぜ」に比べ全身症状が強いと言われています。

とくに、高齢者や慢性の基礎疾患がある方、免疫機能が低下している方は、呼吸器に2次的な細菌感染症を起こしやすくなることが多く、入院や死亡の危険が増えると言われています。

感染経路

インフルエンザの主な感染経路は、感染している人のくしゃみや咳で出るしぶきを吸い込むことによる飛沫感染と、感染している人の唾や鼻水が手から手へ、あるいはドアノブやつり革などを介して手に付着することなどによる接触感染です。

ただし、接触感染の場合、ウイルスが手に付着しただけで感染することはなく、ウイルスが付着した手で、口や鼻、目などの粘膜を触れることで感染します。

治療

抗インフルエンザ薬の投与、水分補給による脱水の改善や解熱鎮痛薬の使用が挙げられます。

インフルエンザにかかったら、早めに医療機関を受診しましょう。

予防

  • 手洗いは、感染予防の基本です。外から帰った時など、流水・石鹸でこまめに手洗いをしましょう。
  • 乾燥を避けて、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
  • 人混みへの外出の際は、マスクの着用や手指衛生を心がけましょう。
  • インフルエンザワクチンの接種は、感染後に発症する可能性を下げる効果と、インフルエンザにかかった場合の重症化を防止する効果があると報告されています。ワクチン接種による効果が現れるまでに2週間程度要することから、接種を希望する方は、この期間を考慮してください。なお、市では、65歳以上の方などを対象にインフルエンザワクチン接種に対して助成を行っています。詳細は下記のリンクから確認してください。

このページに関するお問い合わせ

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