手足口病にご注意ください

ページ番号1010517  更新日 令和6年7月8日

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神奈川県内で、感染症発生動向調査における警報レベルを超えました。
手足口病は、夏に流行のピークを迎えることから、今後、流行が予想されます。
乳幼児を中心に患者が多いため、家庭、保育所および幼稚園などで、手洗いなどの感染予防をお願いします。

手足口病とは

手足口病は、名が示す通り、口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症です。

経過・症状

手足口病は、通常、感染後3~5日の潜伏期間を経て発症します。
喉の痛みや熱など夏風邪のような症状が見られた後、手のひらや足の裏、おしりなどに水疱が出てきます。
併せて、口の中にも水疱や赤い発疹が見られます。およそ3~7日程度症状が見られます。
症状が落ち着いた後も2~4週間にわたって便からウイルスが出ます。
また、合併症として、まれですが、髄膜炎や脳症、心筋炎等、重症化する場合があります。
発症後の経過観察をしっかり行い、次のような症状が見られた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

  • 高熱がでる
  • 発熱が2日以上続く
  • 嘔吐する
  • 頭を痛がる
  • 視線が合わない
  • 呼びかけに答えない
  • 呼吸が速くて息苦しそう
  • 水分が取れずに尿がでない
  • ぐったりしている

感染経路

飛沫、接触および経口により感染します。

治療

医療機関では対症療法で、特別な治療方法はありません、
口の中の痛みで水分や食事が取りにくくなりますので注意しましょう。

予防

ワクチンなどの特別な予防法はありません。
一般的な感染対策は、手洗いをしっかりすることと排泄物を適切に処理することです。
日頃から、外から帰った後、食事の前、トイレの後、おむつの交換後などに、流水と石けんでしっかりと手を洗いましょう。
また、タオルの共用も避けましょう。
特に、保育施設などの乳幼児が集団で生活する場所では、感染を広げないために、職員と子どもたちが、しっかりと手洗いをすることが大切です。

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健康医療課 保健予防係
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