麻しん(はしか)にご注意ください

ページ番号1008479  更新日 令和6年2月28日

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麻しん(はしか)は、現在、海外において流行が報告されており、今般、国内においても、海外からの輸入症例を契機とした感染事例が報告されています。 今後、更なる輸入症例や国内における感染事例が増加することが懸念されます。

麻しん(はしか)とは

麻しんウイルスにより起こる急性の全身感染症で、感染後7~14日で発熱、咳、鼻水、目やになどの症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39度台の高熱と発疹が現れます。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
麻しんウイルスの感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100パーセント発症します。麻しん(はしか)は手洗い、マスクのみでは予防できず、特効薬も無いため、予防方法は麻しんワクチンの接種が有効とされています。

麻しん(はしか)かなと思ったら

発疹、発熱などの麻しん(はしか)のような症状がある場合は、麻しん(はしか)の疑いがあることをかかりつけ医などに電話などで伝え、受診の要否や注意点を確認してから、その指示に従ってください。また、麻しん(はしか)の感染力は非常に強いことから、医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。

予防接種

麻しん(はしか)の感染を防ぐには予防接種が最も有効な予防方法で、麻しん含有ワクチン(主に接種されているのは、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン))を接種することによって、95パーセント程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫がつかなかった方の多くに免疫をつけることができます。
抗体検査や予防接種は、かかりつけ医などにご相談ください。

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