令和4年度公共下水道事業会計決算概要

ページ番号1009313  更新日 令和5年11月7日

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令和5年9月に開催された座間市議会第3回定例会において、令和4年度公共下水道事業会計の決算が認定されました。ここでは決算の内容を、経営活動に関する収支である「収益的収支」と下水道施設の整備拡充に係る収支である「資本的収支」の二つに分けてお知らせします。

収益的収支の決算

収益の合計は、27億3,686万円。内訳は、営業収益(下水道料金など)が全体の72.1パーセントを占め、次いで営業外収益(他会計補助金など)、特別利益となっています。この収益を前年度と比較すると、7,154万円、2.7パーセントの増加となっています。これは、営業外収益の他会計補助金の増加などによるものです。
費用の合計は、24億692万円。内訳は、減価償却費が最も多く58.1パーセントを占め、次いで流域下水道負担金、支払利息、委託料、人件費などとなっています。この費用を前年度と比較すると、9,987万円、4.3パーセントの増加となっています。これは、営業費用の流域下水道負担金の増加などによるものです。

公共下水道事業の本来の営業活動の結果を表す営業損益は、前年度より損失額が1億7,345万円増加し、2億4,058万円の営業損失となりました。営業外収益および費用を加えた経常損益は、前年度より利益が2,835万円減少し、3億2,992万円の経常利益となりました。最終的な当年度純利益は3億2,994万円で、前年度より2,833万円、7.9パーセントの減少となりました。

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資本的収支の決算

収入の合計は、2億6,641万円。内訳は、企業債が70.7パーセントを占め、次いで補助金、負担金などとなっています。前年度と比較すると、1億431万円、28.1パーセントの減少となっています。これは、企業債の減少などによるものです。
支出の合計は、14億7,145万円。内訳は、企業債償還金(借入金の元金償還額)が88.8パーセントを占め、次いで施設建設費(下水道管の布設など施設整備に要する費用)、流域下水道建設費となっています。前年度と比較すると1億618万円、6.7パーセントの減少となっています。これは、企業債償還金の減少などによるものです。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額12億504万円は、損益勘定留保資金などで補填しました。

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損益計算書および貸借対照表

企業会計の経営成績や財政状態を示す、損益計算書および貸借対照表は下表の通りです。

表1 損益計算書(費用)

営業費用
22億1,417万円
営業外費用
1億9,265万円
特別損失
10万円
当期純利益
3億2,994万円
合計
27億3,686万円

表1 損益計算書(収益)

営業収益
19億7,359万円
営業外収益
7億6,315万円
特別利益
12万円
合計
27億3,686万円

表2 貸借対照表(資産の部)

固定資産

359億4,453万円
流動資産
4億1,024万円
合計

363億5,477万円

表2 貸借対照表(負債・資本の部)

固定負債
96億1,481万円
流動負債
12億8,685万円
繰延収益
130億3,221万円
資本金
110億2,890万円
剰余金
13億9,200万円
合計
363億5,477万円

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