令和3年度公共下水道事業会計決算概要

ページ番号1008576  更新日 令和5年6月8日

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令和4年9月に開催された座間市議会第3回定例会において、令和3年度公共下水道事業会計の決算が認定されました。ここでは決算の内容を、経営活動に関する収支である「収益的収支」と下水道施設の整備拡充に係る収支である「資本的収支」の二つに分けてお知らせします。

収益的収支の決算

収益の合計は、26億6,532万円。内訳は、営業収益(下水道料金など)が全体の75.5パーセントを占め、次いで営業外収益(他会計補助金など)、特別利益となっています。この収益を前年度と比較すると、3,547万円、1.3パーセントの減少となっています。これは、営業収益の下水道使用料の減少などによるものです。
費用の合計は、23億705万円。内訳は、減価償却費が最も多く60.4パーセントを占め、次いで流域下水道負担金、支払利息、人件費、委託料などとなっています。この費用を前年度と比較すると、902万円、0.4パーセントの増加となっています。これは、営業費用の減価償却費の増加などによるものです。

公共下水道事業の本来の営業活動の結果を表す営業損益は、前年度より損失額が6,681万円増加し、6,713万円の営業損失となりました。営業外収益および費用を加えた経常損益は、前年度より利益が4,348万円減少し、3億5,827万円の経常利益となりました。最終的な当年度純利益は3億5,827万円で、前年度より4,448万円、11.0パーセントの減少となりました。

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資本的収支の決算

収入の合計は、3億7,072万円。内訳は、企業債が75.6パーセントを占め、次いで補助金、負担金などとなっています。前年度と比較すると、1,108万円、2.9パーセントの減少となっています。これは、企業債の減少などによるものです。
支出の合計は、15億7,763万円。内訳は、企業債償還金(借入金の元金償還額)が89.5パーセントを占め、次いで施設建設費(下水道管の布設など施設整備に要する費用)、流域下水道建設費となっています。前年度と比較すると4,180万円、2.6パーセントの減少となっています。これは、企業債償還金の減少などによるものです。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額12億691万円は、損益勘定留保資金などで補填しました。

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損益計算書および貸借対照表

企業会計の経営成績や財政状態を示す、損益計算書および貸借対照表は下表の通りです。

表1 損益計算書(費用)

営業費用
20億7,873万円
営業外費用
2億2,827万円
特別損失
5万円
当期純利益
3億5,827万円
合計

26億6,532万円

表1 損益計算書(収益)

営業収益
20億1,160万円
営業外収益
6億5,367万円
特別利益
5万円
合計
26億6,532万円

表2 貸借対照表(資産の部)

固定資産

369億5,448万円
流動資産
5億3,973万円
合計

374億9,421万円

表2 貸借対照表(負債・資本の部)

固定負債
106億2,122万円
流動負債
15億5,130万円
繰延収益
132億3,001万円
資本金
106億2,614万円
剰余金
14億6,554万円
合計
374億9,421万円

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